雨のち晴れ

子育て・考えたことやたわいのない日常を綴った日記です

自立して自分で食っていける子の親とは

今、一緒に勉強をみているのは三男くらいなもので、(それもなかなか習慣化出来ていないのだけど)最近では長男と次男の勉強は殆ど見ていない。

 

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以前にも書いたが、長男には私に口を挟まれると効率が悪いなどともっともらしい事を言われて、しょぼりして部屋を後にする。

 

 我の強い長男のことだ。好きにさせるしかないとも思う。

 

それに、もう私は中学生の勉強を教えるのはキビシイ。聞かれても、「ああ、これ確か昔やったなあ、ええと~何だっけ?教科書見せて」となってしまう。中学生の勉強を家で見てあげることの出来るお母さんは凄いと思う。こんな時、やはりきちんと勉強しておくべきだったと思う。

 

 次男には大いに口を挟みたいところなのだけど、友達との人間関係に悩んでいるのだろう、今はそっとしておきたいという気持ちがある。

 

それでも勉強のほうは大丈夫かと気になり、我慢できずに声をかけると、煙たげに「やったよ」「わかってるよ」と機嫌悪く返されるので、取り敢えず黙って引き下がる。

 

同じ反抗期でも長男は正面から反抗してくるのに対して、次男は内に籠るというか、閉店ガラガラとシャッターを閉めてしまう感じがある。元々口が達者でない子というのはこうなってしまうのかしら…

 

こんな感じで今後の勉強面や心の成長など不安に思い、色々見ていたら、こんな記事に行き当たった。何点か思い当たるふしがあり、やや凹んでいる。

 

2015年の記事なので、目にした方もいるかもしれない。引きこもり・ニートなど、自立しにくい子どもを生みやすい「独特なにおい」を持つ家庭の共通点を挙げている。子育てに自信がない時ってすぐにこういう読み物に食いついてしまう…

 

[http://www..com/子どもを「食えない大人・食える大人」にする親の共通点 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online:title]

  

自分でチェックしてみる。

自立出来ない子の親の共通点は…

 

①子供に選択権を与えず、正論で子供の気持ちを押し潰す親

 ⇒正論を解いたり、論理立てて話すのは私も苦手。正論で押し潰すというのは多分ないと思う。

 

②子供より、自分の安心感を優先する親

~不安のあまり、子供の奮起を過剰に期待して、〇でなければ✖を強要する親。こういう親は「いつになったら~」を繰り返す。子供は100かゼロの思想になり、親の期待に応えられないならば、やっても無駄だと最初から逃げるようになるのだそう~

 ⇒いつになったら風呂にはいるの?いつになったらねるの?挙句、いい加減にしろと声を荒げ、テレビの電源をぶちっとやったばかり。

子供が奮起して頑張る姿はやはり期待しちゃう。やる気スイッチは何処だろうといつも模索している。

次男にやる気がないならサッカーを辞めちゃえよと言った事がある。

三男にも奮起させる為に、先生と一緒になってやる気がないなら辞めろと言い、三男は本当にピアノを辞めてしまった。ああ、やっちゃった。こういうことだったのか。と思う。

 

③夫婦仲の悪い家庭の子供

~土台が安定しない家には不安定な子供しか育たない~

⇒痛い。でもどうにもならない。夫の暴言を子供の耳に入れないように最善は尽くしてはいる。せめて私は健全な精神でいたい。

 

④口癖が「でも」「だって」「どうせ」の3D母。

~言い訳ばかりの3D女は人の意見を聞けず、自分の話しかしない。それを拒否されたと感じた瞬間に自分の殻に閉じこもる。「反省」と「感謝」が決定的に欠けているので、我が子を褒めることも苦手。頭ごなしに否定する、何をしても怒る、何もしなくても怒るということになりがちで、家庭は明るさとは無縁。気が付けば我が子も「3D」に~

 ⇒分からない。気が付かないうちにそういう思考に落ちいるかもしれない。ただ、言い訳は自分でも見苦しいのでしたくはないという気持ちは昔からある。

あまり口うるさく重箱の隅をつつくのは止めようと努力はしている。

元々の自分の性格が暗いので、うちの母のように、いるだけで場がパーッと明るくなるとような母親にはなれない。家庭の雰囲気は明るいとはいえない。

 

 ⑤母親が半径500m圏内から一歩も出ない家庭
~例えば母親が半径500m以内で生活していて、週の内の大半はそこから一歩も出ない暮らしぶりだとすれば、そのコミュニティーの「価値観」に縛られ、他の「価値観」を見聞きするチャンスを失うので要注意~

 ⇒それは一概に言えないのではないかと思う。今はSNSを通して色んな価値観に触れられるし、最近じゃ、外国人ママと一緒にPTAをやることも多い。多様な価値観を認める努力をしているか否かにつきるのではないかしら?

 

 ⑥子どもに伝える言葉は、誰かの「受け売り」の親

~他人の影響をまともに受けて受け売りのように「我が家の教育方針」にしてはならない。きちんと我が子の得手、不得手を見極めて、長所を伸ばすことに比重を置くべき~

 ⇒そうは思うけど、やはり出来るお子さんの家の教育方針は気になる。

得意を伸ばすのも大事だけど、苦手だけどやらねばならないこともある。そのバランスが難しいと思う。

 

自分で考え、自分で選び、自分で食べていけるようになること、これは私がずっと子供たちに対して願ってきたことなのだ。

なのに、現実に自分の子供の関わり方を見直すと、こんなにもボロが出る。

 

書いているうちに、考えが整理されるかと期待したが、かえって混沌としてきた。

でも、それではダメなのだ。とにかく、反省点があるならば、自分で真摯に受け止めて、一つずつでも気を付けていくしかないだろう。

 

反対に、自分で食べていける子供を育てる親の共通点は「めんどくさがらない親」なのだそうだ。

 

日常で起こるすべてのことに対して丁寧に誠実に向き合えている親の元で育つならば、子どもは自分の一度しかない人生に対して積極的になる。

 

もう亡くなられたが、学生の時、どんなバカな学生に対しても誠実に向き合ってくれる教授がいた。とても人柄が良く、私は大好きだった。そういえば、あの教授のゼミはいつも活気にあふれていたのを思い出す。まずは1日の終わりか、始まりに、あの教授を思い出してみようと思った。