雨のち晴れ

子育て・考えたことやたわいのない日常を綴った日記です

子供同士は仲がいいが、親が気に入らない時の独り言

困った事に、子供同士は仲がいいが、親が気に入らないというパターンが時々ある。

 

自分でも気をつけるようにしているけれど、この前、イラッとして、子供の前でつい「めんどくさっ」と失言してしまい、私自身よろしくない状態だと自覚している。ここらで軌道修正の意味で考え方を整理したい。

 

以下、私の性格の嫌~な所が出ている。ホント、自分でもイヤ。興味のない方は読み飛ばして下さい。

 

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 子供の友達のY君とその両親との関係は、これ以上ない程良好だ。Y君は尊敬する人は両親だと言うし、お父さんもY君を「最高の息子」だと言っている。そう。聞くところによると、お父さんは褒める子育てを実践している。

 

なるほどY君は思春期には珍しく、友達関係の悩みを包み隠さず両親に相談している。

ただ、Y君のお母さんとお話をすると、Y君周辺の友達への評価がY君から聞いた話そのままに語られる所が少し気になった。

私にしてみれば、子ども達の言動そのものがまだまだ未熟なのだという視点がなく、安易にレッテルを貼っているように感じた。

 

Y君宅でのお泊まり会を何度も開いているが、Y君なりに、誰は呼びたくて、誰は呼びたくないなどがあるようで、メンバーはその時のY君の意見で選出されるようだ。

もちろん、親が了承した上でのY君宅でのお泊まり会なのだから、私がそのメンバー選出に異論を挟む立場にない。

ただ、お呼ばれに外されれば、「オレ、呼ばれてねーし…」とむくれ、呼ばれたら呼ばれたで、お母さんから「今回はYがお宅の〇君だけを呼びたいと言っているのですが、私もどうしたものかと…」と連絡をもらったりするので少々厄介だ。

 ちなみにそのお泊まり会はもの凄く楽しいらしく、子ども言わく、今まで家では食べたことのないような美味しいお肉をご馳走になってくる。

 

Y君自身は優しく、思いやりがあり、細かな気配りが出来る子だ。ご両親にしても、Y君がある時期、一部の男子達からいじめにあっていたこともあり、心配してY君の交友関係を応援していることも理解できる。

 

 なのに、何故。

この気持ちのモヤモヤの正体は何なのだろう。

 

どんな背景があるにせよ、中学生にもなる子どもの友達関係は、親がお膳立てしてどうにかなるものでもないのではないか。いや。お膳立ては言い過ぎか。親は子供の要求に応じているだけなのかもしれない。それでも、もう放っておけばよいのにと思う自分がいる。

 

お泊まり会などで、今までは誰を誘っていたけど、最近いやな事を言われて嫌いになったから誘いたくないだとかという、子ども達の不安定で未熟な人間関係に親が振り回さりれるのはまっぴらごめんだ。

誰は泊まらせ、誰は泊まらせないだとか、めんどくさい事になるのであれば、お泊まり会などよせばいいのにと思う。

 

正直に言って、私にはとてもここまで密な親子関係を築けないというやっかみもある。
子供達は私に話せない事、話したくない事がたくさんあるように見えるが、それも成長過程と捉え、あまりしつこく踏み込まないようにしようと努力している。というより、聞いてもどうせ、「知らねー」とか「わかんない」しか返ってこないし。はっきり言って、Y君のようなお子さん、そしてY君親子が羨ましい。

 

 もやもやポイントはこの辺りか。

 

まとめ。

子育ては十人十色で、Y君親子のような密着度の強い仲良し親子は、今時の親子にはよく見られるし、実際にY君が気立ての良い子に成長しているところをみても、Y君の両親の子育てにはケチのつけようがない。

 

Y君は褒められる点が多いお子さんだし、お父さんの積極的な育児参加も羨ましい限りだが、子供の性質が違えば親の対応が違ってくるのも必然だ。まして、父親の育児参加など皆無であるうちと比べてもしかたがない。そうだ。よその家の子育てをみて、無いものねだりはやめよう。 昔、よく 母が言っていたではないか。

「よそはよそ。うちはうち。」

 

Y君の両親がどんなに子供の心に寄り添った、教育熱心な、非の打ち所のない子育てをしていたとしても、やはり私としては、Y君への関わり加減には温度差を感じてしまう。息子がお世話になったお礼をした上で、できるだけ距離をおきたい。

  

私がY君親子をめんどくさい親子だと思っているなどという言動は、今後は子供の耳に入れてはならない。本人としても、自分の好きな友達親子の悪口を言われたら辛いだろうから。

 

とりあえず、自分の中では以上のような方針でいこう。

騒がないに限る。