友人の話です。
ある日、友人宅でお喋りしている時、ピンポーンとチャイムが。
自治会の役員さんが来ているようです。
どうやら友人が出した共有ゴミ置き場にゴミが回収されずに残っている、これ、お宅のゴミでしょ。とゴミを持ってきたのでした。タイミングが遅く、ゴミ収集車がきた後にゴミを出してしまったようです。
その時の友人の対応が素晴らしかったので紹介します。
玄関からは
「あ!申し訳ありませんでした。うちのゴミです。ごめんなさい、嫌な仕事をさせてしまって。気がついて頂いてありがとうございました。」
というような内容がきこえてきました。
「やっちゃった、やっちゃった、」
と友人が小走りで戻ってきました。
「子供にゴミ捨て行かせたから気がつかなかったんだよね」
「袋開けて犯人探しするってことでしょ?嫌じゃないの?」
「やだな~とは思うけど、もっと嫌なのはゴミ袋開けるほうの人じゃん、気持ち悪いよ、何が入ってるか分かんないんだから」
凄いな~と思いました。
クレームを言わなければならない人も好きでやってるわけではない。嫌な役割をさせてごめんなさいと謝り、気づいてくれた事を感謝する。こちらに落度があるので、「子供が~」など言い訳はしない。
これならば、きっとゴミを持ってきた人もホッとするでしょう。
クレームを言われた時こそ、相手の立場を思いやり、謝罪と感謝の気持ちを伝えるという、友人の神対応でした。