夕毎に涼しくなります虫の声
失礼しました。
9月に入りました。
長い夏をじいーっと耐え忍んできた私は秋の訪れを待ちわびていました。
そう、…昔からずっと。
(思春期時代)
V・A・C・A・T・I・O・N!夏休ーみィッ!
みいちゃん、お願いだから町内の夏祭りに誘わないで。一緒に浴衣を着て行こうなんて言わないで。私は裏庭でひっそりと素振りをする方がいいの。だいたい、夏祭りなんてヤンキーと踊りの師匠をしている〇川君のお母さんが張り切ってるだけじゃないの。
(お姉さん時代)
海?!いいけど水着はどうするの?ナンパされたらどうするかって?あぁ、最悪のナンパ目的…
何を期待しているのか、夏というだけでテンションを上げてゆく人々。私はどうも気後れしてしまう。
私は世の中が落ち着きを取り戻す秋を、巨人のプール祭りが終わりを告げるこの秋の訪れを、ずっと、ずっと待っていたのです。
昨日、子供達は学校なので、オッサンとおばさん2人で東武スーパープールに行ってきました。マジっすか?!訳あり熟年カップルみたいでヤバくないスカね?ホントに行くんスか?行かなきゃいけないのですか!…私の抵抗など虚しいもの。
それでも今日のスーパープールは空いていて快適でした。泳いでいる間の出来事は得に会話もなく、あまりにもつまらないので省略させて頂きます。
さあ、お待ちかね!そろそろお開きの時間がやって来ました!
「もう子供らも帰って来るし、帰ろうよ」
「いやだ、帰りたくない。」
「もう、寒いしさ~」
「いやだ、波のプールあと1回だけ」
巨人は散々駄々をこね、ブルブルふるえながら4:30まで粘りました。
こんな事もあろうかと子供に鍵を持たせておいて良かった。
センチメンタル巨人は東武スーパープールに別れを告げます。
さよなら!俺の夏!
さよなら!俺のスーパープール!
そして今年の夏もありがとう!
来年も待っててくれよ!スーパープール!
さようなら!さようなら!
サヨーナラ~!!
ウッシャシャ!