長男は中学生になってからどういう風に勉強を進めていけばよいのか分からず不安みたいだ。このところ「英語やべぇ、英語やべぇ」を連発している。そう。長男にとって最も焦りを感じているのは英語だ。小学生の頃は家のほうでは何もやっていなかった。ところが周りは小学生の頃から英語塾に通っている子が意外と多く、みんなが分かっている事を自分は始めて知るという状況。先生も「これはもう知ってるよね、はい、進みます。」という雰囲気らしい。
昨夜は珍しく、Z会の勉強計画たてるのを一緒に見てくれと頼ってきた。勉強の進め方のガイドをみながら一ヶ月の計画が目に見えるようになると、ああ、こんな感じかと納得出来たようだ。まずはこれで一学期はやってみて、違うな~というところは変えていけばいいじゃん、という事でいくことにした。
この前の懇談会では、担任の先生が、「『小学生の頃と同じ勉強量じゃだめだぞ。中間や期末テストがあり、勉強しなくちゃいけない範囲が増える。』という話をしました。」と話していた。
ただ、中間テストとはどんなものか、実際に受けてみなくちゃ多分ピンとこないだろう。何でもやってみないとわからない。
部活も始まった。朝練や放課後練、ゴールデンウィークも連日試合など、結構ハードだ。小学生の頃かなり走り込まされてきたから大丈夫だろうと思っていたけど、そんな甘くはなかったみたいだ。毎日ヘロヘロになって帰ってくる。
それでも夕方帰ってきてからと早朝に勉強の時間を作っているので、とりあえず今は 何も言うつもりはない。ただ、気をつけて見てないとそれこそヤバイ状況に落ちいるのではないかと思っている。未熟な思春期にあまりに部活がハードだと、体力的には勿論だけど精神的にも家で勉強する余力など残らないのだ。悪い例が中高時代のこの私で、大学も浪人させてもらってやっとこ入ったのだ。うちには浪人させる余裕はない。
文武両道を実践しようと思ったら、最低でも 小さい頃からの勉強習慣ながくては厳しいのではないかと思う。部活を続けたいのであれば、どんなに疲れていてもご飯を食べ、歯磨きをすることと同様に机に向かうようでなければ。
色々な方が言うように、私もまた子供レベルの勉強が出来る・出来ないの差はやったかやらないかの差だと思っている。疲れているからというのは今日の勉強をやらない理由にならないよ、というのは繰り返し言ってきた。
そこで、悩ましいのは次男、三男だ。次男は自分のわからない所、弱い所を補充する作業をしないで、ぼーっとしているし、3男は考え抜く力、やり抜く力がない。今のような感覚で勉強をしているようでは中学校生活を乗り切れないだろう。本題とズレるのでこの事はまたの機会に書きたい。
その他、長男の機嫌の良さそうな時にクラス内での出来事を聞き出すのが楽しい。この前もM君が好きな人をバラされたバラしてないで女子ともみあいになり、引っ掻いて泣かしてしまったなんて話を聞いて、人の秘密をばらすのは最悪だけど、引っ掻いちゃダメだろう。どうしたら引っ掻くという事態になるんだろうと想像したら思わず笑ってしまった。
いやいや、笑い事ではない。凄いなあと思うのは先生方の対応の早さだ。ちょっと何かあると部活中に呼び出して面談している。中学の先生も大変だ。
スマホはとりあえず要らないみたいだ。そもそも「どうせ買ってくれる気ないんでしょ。」と買ってくれと言ってこない。親友のS君が脳天気にLINEデビューした途端、"入ってくんな”だとか"うぜー”だとか書かれてしまい、すっかりショボくれてしまったという一件も影響しているようだ。
LINEは便利なようで、難しい。人間関係の築き方、距離のおき方、口の聞き方、そういうものに細心の注意を払わないと地雷を踏みかねない。
面倒臭いので取り敢えずは要があったら電話するという事でいいらしい。
私としてはホッとしている。