雨のち晴れ

子育て・考えたことやたわいのない日常を綴った日記です

おもしろくない夏

いつもうるさい事ばかり言っているのも嫌だし、夏休みくらいダラダラ気ままに過ごす時間もあってよいと、確かに今日は勉強などやる事が終わればゲームをしても良いと言った。

 

だが、しか―し!

分かっていたけど、やはりイライラする。

脱ぎっぱなしの服、床に転がっているテレビのリモコンと飲み終わったコップ、グチャグチャのソファーのカバー、もう、この部屋は無法地帯だ。

 

怒鳴る代わりに、思いの丈をこのブログに綴ろう。

 

イライラ・モヤモヤのもう一つの原因は、最近子供達のために良かれと思った試みは全て不発に終わっているということ。

 

その1。私がさり気なく本棚においた本には見向きもしない子供達。

長男が卒業のお祝いで子ども会から貰った図書カードで本を買いたいと言うので、機嫌よくどうぞどうぞと送り出し、何やら分厚い本を買って来たので、どれどれ、参考書か長編ものの物語かと思ったら、実はゼルダの伝説の攻略本だったこと。

以前、何を読もうとよいのだとカッコよく書いたものの、やはり残念でならない。目の前の光景は読書の夏どころかゲームの夏。結局、本はゲームに勝てないのだろうか。

 

その2。春、はりきって始めた長男とのマンツーマン英語勉強はたったの3回で終了したこと。文法どころではない、期末で出る単語覚えなくちゃいけないんだよ!という長男にまあ、そうだよね。優先順位ってものがあるものね、と承知した。その後、宿題のワークを繰り返してるうちにもう、もう分かったからママはいいと言われた。

あっそ。およびでない…

 

その3。三男がピアノを辞めてきてしまった。これはかなりのショック。

三男は譜読みも早く、わりと苦労せずに上達するので、これは向いている。特技になると思い、5歳からおだてたり、プレッシャーをかけたりしながらなんとか続けてきたのだ。でも、なんせ練習が嫌いだから困ってしまう。

情熱家でスパルタの先生に「やる気がないならやめろ!」と怒られてむっつり帰ってくると、「もう僕やめるから先生に言って」と言って譲らない。しかたなく先生に相談しようと電話をすると、「本人がやめると決めたんでしょう。この子は才能があると思う子に限って練習が嫌いという事がある。ピアノというのはね、お母さん。練習しなきゃ始まらないのよ。残念だけど諦めましょう。」とのこと。そうなのだ。私も、あの子に練習させるのはこれ以上限界だと感じていた。実際、勉強にも支障が出てくる。それにしても、もったいない。もう少しで子犬のワルツが弾けたのに。ここまできて辞めるか…

 

やはり、三男は「努力する能力」がないのだろう。これは勉強でも言えることで、今後いろんな場面で苦労するだろう…本当にあの子はどうしたらいいんだろう。

 

 それから、長男は少し前からすっかり喋りたがらなくなってしまった。

特に中学校での様子はあまり分からないので、色々聞きたいのだが、分かんない、忘れたー、知らねー、しか返ってこない。分かんないって何よ?自分の事でしょ。

 

今日は長男が部活で留守中に中学校の家庭訪問があった。先生に学校での様子をたくさん聞く事ができて良かった。先生は生徒の性格や家での様子が知りたくてたまらないとう感じで、とてもよい先生だと思った。

今後とも息子をどうぞ宜しくお願い致します。

 

帰ってきた長男に「先生なんか言ってた?」と聞かれた。ニヤリ。しめしめ…

「分かんなーい。忘れたー。」と答えてやる。勝ったな…

 

すると「ふーん。」だけで行ってしまう。え?そんだけ?もうちょっと食いついてほしかった…もうちょっとおしゃべりしたかった…

 

ホントにもう、おもしろくない。