雨のち晴れ

子育て・考えたことやたわいのない日常を綴った日記です

運動の秋。アスレチックにムキになる。 

うっ。筋肉痛だ…。

実は昨日、私はキッコーマン醤油でお馴染みの千葉県は野田市、清水公園のアスレチックに行ってきたのだった。

 

fieldathletics.jp

清水公園のアスレチックは物凄く充実している。
 なにしろ、国内最大級のアスレテックなのだそうだ。子供は絶対に飽きないし、やりごたえ充分。

 

アスレチックというのは、しらけた顔をして、暇さえあればYouTubeばかり見ているような思春期男子を外へ連れ出すにはピッタリの遊び場ではないかと思う。
 
ほうら、体を使え。カラダを。ゆけー。サスケ!反り立つ壁!GO!
 
それに私、アスレチックは秋に行くのが1番良いのではないかと思っている。

 なぜって、アスレチックって親も付き添いとはいえ入園料を払う訳だし、やはり挑戦してみたくなってしまうのが性というもの。

ただ、アスレチックは日頃使わない筋肉を使うので、無理はしていないつもりでも結構消耗するのだ。

夏は暑くてキツイし、なにより夏休みは混んでいる。
そう考えるとやはり秋。少し涼しくなってからのほうがよい。
 
今回、友人親子とうちは下の二人で行って来た。
 
「ねー、着替え持ってきたでしょ。」
「バッチリよ。パンツまで持ってきたわよ。」
「私もー。」
 
という私達の車内での会話を耳にして、


「えっ..!お母さん達やるの…?」
「出来んの?…にぶいのに?」
と絶句する子供達。に、に、にぶいですって?カッチーン!
「うるさーい!これでも昔は運動神経良かったんだよ!」
「あたしゃ、体育科出身だよ!」
と鼻息を荒くする。
 
けれどもやはり哀しいかな。子供達のスピードについていけるはずもなく、これは危ないからパス、これは骨折ものだからパス、とパスを繰り返したあげく、ものの15分程で休憩しようよ、となってしまう。
 

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 さてと。休憩もしたことだし、いざ出陣。水上コースへ行く。

清水公園のアスレチックの中でも最も面白くてスリル満点なのは、なんといってもこの水上コースだろう。

 ”水深130cm以上の所もあります。泳げない方はお控えください。”

 お兄さんのこの説明を聞いてしまうと、けっこうおじけづく。それでもはじめは私、果敢にも挑戦しようと並んでいたのだ。たとえ水ポチャしたとしても着替えを持って来ているのだから大丈夫。

 

ただ想定外なことに、昨日は平日にもかかわらず結構込み合っていた。

係のお兄さんによると、我々と同様、運動会の代休日という小学校が多いのだそう。

ギャラリーが多い。すなわち、失敗した時に赤っ恥をかく。

よく、子供と一緒に回って挑戦するお父さんを見かけるけど、池にドボンしてしまうと、待ちながら見ている人達から「あっちゃー!」という声と共に、ヘタすると笑いさえ漏れることもある。

 

もしも、いい歳したおばさんが池にドボンしたら、『ほうら、だからよせばいいのに。』ということになるだろう。

それに、運悪く足がつってしまい、係のお兄さん達総出で抱え上げられる事態にでもなったら目もあてられない。

 

失敗して「見せモンじゃねーぞ!」とキレてみるのはどうかとも想像したが、それも子供の前で如何なものかと思う。却下。

 

それで、私達は決して本意ではないけれども、水上コースへのチャレンジを断念し、子供達の写真をとるお母さん役に徹することにしたのだった。

 

途中からは我々とはすっかり別行動となってしまった子供達だが、何処からともなく現れて,もう1周してくるという。

本当に疲れを知らないと感心しながら、「行っといでー」と答え、おばさん2人で店先に腰かけ、アメリカンドッグを食べる。

 

それにしても体力の衰えを感じる。

 

「これ、筋トレしないと無理だよ。ケガしちゃう。」

「それにさ、伸びるジーンズじゃダメ。やっぱりジャージはいてこないとさ。」

「今度、平日の昼間にジャージはいてまた来ない?」

「そうだね。リベンジだね。」

 

本気でやるのか?と思いながら色付き始めた木々を見上げる。

どうも私は秋になるとどこかへ出かけてみたくなる。

そういえば昨年はひたち海浜公園に出かけたっけ。コキアの紅葉はもうすぐのはず。

また行きたいなと思う。

 

それにしても昨日はなぜあんなにムキになったのだろう…

にぶいって言葉に反応しちゃったのかな…

でも、まあ、親子それぞれ秋の清水公園を満喫することが出来て良かったのだと思う。