雨のち晴れ

子育て・考えたことやたわいのない日常を綴った日記です

ママ友って距離のとり方なのかなと思う

早いもので、ママ歴14年になる。

そういえば、以前はこだわっていたが、最近ではあまり気にしなくなってしまったことの一つが『ママ友 』かと思う。気がついてみたら、周囲のママ友はもうすっかりあたりまえの存在になってしまっている。

 

ママ友といっても、友達と呼んでいいのかわからない知り合いレベルのママ友のほうが圧倒的に多い。スーパーでばったり合えば、やだ、久しぶり~!と立ち話になってしまう人もいれば、目が合っても無視される人もいる。そんな時はちぇ!アイツまた無視かよっと心の中で毒づいて終わる。気分にムラのある変わり者なので特に気にしていない。


f:id:kanbo-7899:20180903005901j:image

 

子供達が小さい頃はママ友がいなかった。年を空けずに産んだので、児童館や公園に行ってもあっちこっちに散らばった3人を目で追うのに忙しく、お砂場の横でゆっくりママ友とおしゃべりするような時間はあんまりなかった。

 

それに、ママ友親子とのお付き合いを通して、例えば、食べさせたくない時間に食べさせることになってしまうとか、お昼ねをしないでずるずると遊び続ける、といった、自分の子育てのペースを乱されるのが嫌だった。正直、ワンオペで同じような年齢の子供が何人か育てていると、そういう生活のリズムを壊すのが命取りで、遊び疲れすぎて、夕方いつまでも聞き分けがなく泣かれたりすると、こちらが消耗してしまうという個人的な事情もあった。

 

ママ友と落ち着いてつきあえるようになったのは、子供達が幼稚園に入ってからだ。

以後、否応なく引き受ける役員、自治会、小学生以降は、PTAや子供会、スポ少といった活動を通して自然と知り合いが増えていった。


ママ友を作りたいけれど、作るきっかけのない人は、何か役員を引き受けてみることをおすすめする。子育てする上でそういう子供絡みの付き合いを避けて通るわけにはいかないし、実際、一度やってしまえば慣れるというもの。役員同士であれば、連絡先を交換する必要があるし、共通の目的があるほうが付き合いやすい。

 

ママ友との付き合いでは、見栄をはらないようにしている。付き合っていく中で、ここは触れられたくないのだろうなと思う部分はなるべく触れないでいようと思う。

生活レベルや教育方針や家族観みたいなものが違うなあと思う人や、やたらキャピキャピしていて、ノリについていけない人などもいるが、それはそれで仕方ないと思う。めんどくさいなとしんどく思う時は少し距離をおいて付き合おうと思っている。

 

年をとればとるほど、ママ友ならぬババ友が病気になったり、耳が遠くなったり、ボケたりして、おしゃべりできる友達は少なくなる。複数の人生の先輩によると、そんなふうに友達がだんだん衰えていくのを見るのはなんとも寂しく残念で、堪えるらしい。

 

だから私は、会えば何気ない世間話のできるママ友はやはり大事にしたいと思う。少しくらい、価値観が違うからといって、あの人は苦手だとか嫌いだとか思わずに、程よい距離をおきながら細く長く付き合っていきたい。

 

子供にかかりっきりという感じがなくなった今、周囲のママ友を観察すると、自分のライフスタイルにあった無理のないおつきあいが長続きするように思う。犬の散歩友逹とか、朝のウオーキングの友達とか。継続している趣味仲間とか。単に家が近いとか。

 

ママ友がいなくても焦ることはないと思う。いくらママ友情報が重宝するといったって、ママ友情報など無くてもやっていける。園や学校の流れなど1年廻ればだいたい予想がつくし、本当に分からないならば、先生に聞いてみればよいだけのこと。

行事や授業参観では堂々とポツンとしていればよいと思う。だって、子供の保護者として来ているんだから。おしゃべりしに来ているわけじゃないんだから。


今、心を割って話が出来たり、気兼ねなく誘ったり、誘いを断ったりできるママ友は3人くらいか。

愚痴を聞いて欲しいならば聞くし、こちらが言わせて貰いたい時は悪いけれど聞いてもらう。ただ、そればっかりじゃ聞くほうも辛いだろうから早々に切り上げようとは思っているが。

そういえば最近連絡をとっていない。夏休み終わってお疲れ会とかなんとかいって朝から飲まず食わずでガッツリ美味しいランチにでも行きたい♪

 

ママ友は、長い目でみて、無理せず、丁度いい距離感を保って付き合うのが1番疲れないし、長続きするし、心の友を作る1番の近道なのではないかと思う。