雨のち晴れ

子育て・考えたことやたわいのない日常を綴った日記です

合唱の秋。食欲の秋。

朝晩冷え込み、空を見上げても、葉っぱを見ても秋の深まりを感じます。


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今日は中学校の文化祭に行ってきた。行ってはきたけれども、息子達の合唱の発表を見てはいない。っていうのも、どうも行く気になれずにクズグズとスマホをいじっていて、ようやく思い腰をあげて中学校へ行き、体育館に入ったものの、自分の子どもの発表はもうすでに終わっていたわけで…。

 

先週のことだった。ツッコミどころ満載の長男の言い分をそのまま書くと…

合唱の練習の際、○太がちょっかいを出してきたので、ちょっとふざけてしまい、(言い訳!)女子からかなり睨まれることになった。(当たり前だよ…)面倒臭いので、まじめにやってやった(やってやったぁ?)のに、今度は先生にチクられて口パクがバレてしまい、デカいのに1番前の列にされてしまった。(口パクがいけないんだよ!)

あんまりにもウザイいので、女子とあーでもない、こーでもないと揉めて、しまいには指揮者の女の子が泣いてやんの。(もう、やめてよ!頼むから!)

そうしたら、○○(担任の先生を呼び捨て)がサッカー部の顧問の先生にチクって、みっちり30分説教された。○○マジムカつく。だいたい給食のおかわり禁止っておかしいだろ。この前なんか凄く残飯出たし。オレ食べたかったのに。○○マジムカつく。(結局、問題は給食なのか?)

こーんな感じで。あの状態で色々突っ込んでも、まず聞かないし、反発してくること間違いなしなので、私はシラーっと黙っていた。黙っているしかなかった。

 

で、今朝、担任の先生に会いたくないなあ…顧問の先生にも会いたくないなあ…女子のママ達、なんでも知っているんだろうなあ…恨まれているんだろうなあ…やだなあ…等々考えていたら気が重くなり、ソファーに根っこが生えてしまったというわけだ。

 

目立たないように、体育館の一番後ろでとりあえず立見をしていたら、少年団の時一緒で、部活の先輩のママがいたので、お久しぶりと隣で見ることにした。

「とりあえず最後だからビデオ撮っておこうと思って。」

「そうかあ。早いなあ…」

 

まずは全体を。それから顔が見えるようにズームして右から左へゆっくり…ガンバつている。再び左から右へ。また、右、左。

あれれ?

上、下!右、左!うちの子何処にいる?

ごめんなさい、私、ムリ。耐えられない。多分、ビデオに笑い声が入ってしまっただろう。

 

生徒も保護者も盛り上がっていた。三男と一緒のピアノ教室に通っていたYさんなんて、平日なのにパパまでビデオをもって来ていた。

「伴奏大丈夫かしら?今回あまり練習できてないのよ~」

「○組凄い良かったよぉ~!感動しちゃった!」

ああ、感動と興奮の音楽ママ。あの輪の中に入りたい、入れない。居場所のない私は弾き出されるように体育館を出たのだった。

 

心の空白を埋めようと、ダメもとで友だちにLINEをしてみる。ラッキーなことに、早々に帰り、ちょうど今、家にいるというので近況を話しに遊びに行った。一通り話してから、やはり給食のお代わり禁止の話になる。

 

悪い顔をして、三者面談でこの件を先生に話せば?と言われる。えぇ?

 

「先生、給食のおかわり禁止っていうのはどうなんでしょう、食べ盛りですし、ウチの子の場合、給食がお代わりできないとなると栄養に偏りが出ると思うんです。大量に残飯が出るというのも、農家の皆さんに申し訳ない事でしょう。」

 

えー!そんな事言えないよ。無理、ムリ!

 

「じゃ、給食のお代わりが禁止ということですが、ウチの子の場合それではお腹が空いてしまって勉強に集中出来なくなってしまいますし、部活動にも支障が出ますので、おにぎりを持たせてもいいですか。っていうのは?」

 

いやいや。ムリ。それもムリ。

給食が余るようならば、お腹いっぱい食べさせたいとは思うが、"お代わり禁止制度"は先生に何かの考えがあっての事なのだろう。

 

それにしてもよくもまあ、ペラペラと。笑った。笑って、笑って、今日までの憂鬱が帳消しになったような気分になった。