昨年までは(5年生までは)女子と仲が悪く、喧嘩ばかりしていたサッカー6年男子チーム。
『あいつはすぐチクる!』だの『○○のことよくもイジメたな!』など大騒ぎをしているのを何度諌めたことか…
だが、このところ、ビミョーに変化している…♡
面白いので、私達は遠くからニヤニヤしながら見守っているのだ。
この話は絶対に子供には聞かれてはいけない。本気で怒ってくるのは間違いない。
彼らは私達は何も知らないと思っているので、私達も知らないフリをしている。これは断じて母親の過干渉とは違う。ただ、バレバレなのだ。普通にしているのに丸見えなのだ。普通にしているのに丸聞こえなのだから仕方がない。普通に、ママは何でも知っている。
まずは夏頃、好きな女子の名前の言いっこ合戦をしきりにしていたのを知っている。
最近、どういう流れかは分からないが、おとなしいタイプの○也君がSちゃんにコクったら、意外と上手くいき、めでたく『つきあう』ことになったのも知っている。
ちなみにSちゃんは私の高校時代の部活仲間、Rちゃんの1人娘だ。かわいい。
「つきあうって、どう、つきあうの?」
「どうするんだろうね?2人で駄菓子屋でも行くんじゃないの?」
「やだ、そんな所いったらバカな男子連中にヒュー!ヒュー!とか言われちゃうじゃない!」
「いや、何処も行ってないね。“つきあう"っていう取り決めだけで満足してるみたいよ。」
「なるほどね~そう言えば私も中学の時とかって告白するのがゴールでその先考えてない感じあった!」
最近、〇キ君が、レンアイの悩みがある事も知っている。これは先生からの情報。先生方も結構何でも知っている。さすが、高学年の扱いに長けていて、知っていて見守っている。この前の保護者面談ではまあ、出てくる、出てくる、保護者に連絡する程でもない小さな事件が。面白かった。
〇サク君がママのスマホでエロ動画を検索したのも知っている。そりゃ、バレるだろう。
兄ちゃんからわいせつ用語を仕入れた〇君が最近勢力を拡大しているのも知っている。
そうこうしているうちに、他の男子3人と女子3人で自転車でガストお食事会に行ってきた。
別の男子·女子がラウンドワンで遊んできた。
波に乗り遅れた感たっぷりの残った男子チーム…さあ、どうする?
「ママ!オレたち、ガスト行きたい!行きたい!子供だけで行きたい!」
と騒ぎ、日曜の練習後、数キロ先の超混みガストにランチに行く許可を取り付けた。ただし、残念ながら一緒に来てくれる女子はいなかった。
ちなみにケガで練習を休んだ長男はさらに波に乗り遅れることになった。重ね重ね残念。
あぁ…この前まで、足元にまとわりついていたのに、あっという間に小学校卒業が近づいている。親に言いたくない話も増えてきた。
大きくなっちゃったなあ…。