…ちなみに、真剣に子供のヤル気スイッチについて真剣にお悩みの親には参考にならない話です…
そういえば、最近三男の様子がおかしい…
昨日、私にまた、早く風呂に入れと言われる前にチャッチャと服を脱ぎながら三男が私に言うには、
「ぼく、生活習慣ついたんだ~♪宿題と自学終わったんだあ♪」
それを言うなら学習習慣じゃね?たまたま今日はじゃないの?など訝しく思いつつも「ふーん。凄いねぇ。」と適当に返していた。
「今日も、セッキョクテキに手を挙げたんたあ~♪」
積極的…ムム?なんだろう?…3男を呼び止めて、
「ねねね、どうして急にヤル気スイッチはいったの?」
と聞いてみると…
「バレンタインにチョコを貰うためっ!」
ガーン!
そう、我が家は今年のバレンタインでの収穫がゼロだったのだった。長男、次男あたりはチョコなんていらねーし!と惚けていたけど、おませな3男は興味深々で、友達と可愛い紙袋を持って歩いている女子の後をつけ、どこに届けに行くのか偵察するなんてことまでやっていた。
「だってママいってたじゃん!来年はチョコゲットするぜい!」と言い残して風呂に入っていった。
そう、確かに私はあの時言ったのだ。
「どうして僕、チョコもらえなかったんだろうね?」
「あったりまえでしょ。女子ってのはバカな男子が嫌いなの。チョコをもらえる男子ってのは、勉強が出来て、スポーツが出来て、面白い男子なの。アンタみたいに宿題やるのが面倒くさくて、ぐずっちゃうような男子はステキ♡なんて思ってもらえないの。」
お母様、おめでとうございます!
とうとうヤル気の神が、降臨なさいました!
その時私は確かに狭い風呂場へ入ってゆく3男に後光が射すのを見た。
3男のヤル気スイッチは「女子にモテたい」、こんな所にあったのか。今までの私の涙ぐましい努力は何だったのだろう。幼少期、兄達のおまけのように育ててきて、絵本もゆっくり読んであげられなかった。結果、このように集中力のない子供に育ってしまったのだと悔やんだ日々。いいえ、今からでも遅くない、勉強習慣をつけさせようとあの手この手で試行錯誤した日々…。
ああ、こんな所にあったのね。ヤル気スイッチは…
なんちゃって…そんな簡単にいく訳がないだろう。3男の事だ。このヤル気モードがいつまで続くが怪しいものだ。
まあ、これも一つのきっかけとして、ひとまず暖かい視線で見守ろうと思っている。