雨のち晴れ

子育て・考えたことやたわいのない日常を綴った日記です

犬の糞だらけの公園事件 ①

今まで経験した子供関連のトラブルはたくさんあるのだが、相手あってのトラブルなので書きにくい。

でも、今日は書いてぶちまけたい気分だ。今回の相手は犬だ。それに怒りの矛先が見つからずモヤモヤ感が拭えない。書く事で気持ちが整理できればよいのだが…今回は申し訳ないのですが、そんなお話です。

 

近所に子供達が集まる人気の公園がある。三男が言うにはその公園は犬の糞だらけらしい。まあ、ありがちだなと思い、「困っちゃうねぇ」など軽く受け流していた。すると、次男が、

「あれは公園のスグ前のおばさんの家の犬のうんこだ。オレらは何回もあの犬がうんこをしているのを見ているんだ。」

と言う。

「おばさんは片付けないの?」

「おばさんは家に帰ってる。犬にうんこしてきなさい、って言って公園に離しておくから。」

「え~!?」

そんな飼い主がいるだろうか?

しつこく次男に確認したがやはり間違いないらしい。

 

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公園の前の家のおばさんは、

「ほぉら、うんちしてきなさい。」

と犬を公園に離して家に帰り、洗濯物を取り込んだりしている。

暫くすると犬に

「うんちでたの?あ~よしよし」

と言って家に連れて帰る。

 

そのうち長男が帰って来たので、もう1度裏付けをとるために聞いてみたら、長男はこともなげに

「いつもそーだけど。」

と言う。

その時、私はなんだか変にスイッチが入ってしまったのだ。ちょっと待ってよ!それ本当の話?それはとんでもないババアだ。自分の家でなければ何処でも糞をさせてよいと思ってるんだろうか。ならば自分の家の前に糞をされたらどう思うか1度味わうべきだ。迷惑条例違反だ!と子供の前で熱くなってしまったのだ。

今思えば、それがまずかったのだと反省している。

だいたい、私は気が小さいのだ。大きい事はうちの中だから言えるわけで、例えば、おばさんの家にピンポンして「こんにちは。お宅のワンちゃんなんですけどね、いつも公園で用をさせてるっていうじゃありませんか。困るんですよ!」なあんてビシッと文句が言えるはずなんてないのだ。そのまま「何とかならないかなあ」と考えながら何日か過ぎた。

そして、事件は起こるべくして起こった。

一昨日の放課後、三男が帰ってくるなり言った。

「ママ!僕やってやったよ。おばさんちにオシッコ爆弾ぶち込んできたゼ!」

なんだって!?何をしてくれたというのだろう?

こんな時こそ怒りに任せて感情的になってはならない。冷静に対応しなければ、子供は本当の事を喋らない。

三男が言うには…

~三男は、おばさんにうんこをされた側の気持ちを分からせる為に、空いたラムネの入れ物に自分のオシッコを入れて蓋をし、おばさんの家の庭にぶち込んだ。~

アア~、なんて事をしてくれたのだ。なんてことを。ママが言ったのは例えばの話だ。そんな事をしたらこっちが悪い事になっちゃうじゃないの!

どうしようか…とにかく、状況把握だ。

「あんた1人でやったの?」

「僕だけ。」

「その時、お友達は見ていたの?」

「見てた。」

ああ、目撃者がいるのね。ごまかしはきかない…オシッコラムネを回収しなければ。

私は三男を連れてそのおばさんの家へ行った。

「どの辺に投げたのよ?」

 生垣から手を入れて拾える事を祈った。

「えーとね、たしかこの辺…」

生垣の間から覗いてラムネのケースを探したが見つからない。

…ダメだ。この子思いっきり奥に投げたんだ。ピンポンして入れてもらうしかないか…

 

そして玄関先に目を向けた瞬間、私は凍りついた。玄関に隙間が開き、人影が見える。ずっと見てたんだ、待ち構えてたんだ、犯人を!

もう、謝るしかない…考えられるあらゆる最悪の事態が頭を駆け巡った。相手は常識的な人間ではないはずだ。ヒステリックに名前と学年を聞かれ、おばさんが学校にクレームの電話をして親と先生とで話し合い。さらに私は菓子折りを持って謝罪。

または話も通じない騒音おばさんのようなタイプ。私も感情的になってしまい揉み合いなり、まさかの警察沙汰…

私は覚悟を決めて玄関に近づいた。

 

(長くなってしまうので、2回に分けます)

 

 

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