ここのところ、次男の問題と、更年期と思われる首から上のほてりと頭痛、それとも軽い熱中症?とも思われる症状に心身疲労状態。健康であるというのは大事なことだ。若い時はそれが当たり前だったけど。
若い頃といえば、昔は占いに右往左往していたものだ。今じゃ、ちょっとくらいついてなくても気にしない。ラッキーだらけの人生なんてある訳ないじゃん。アンラッキー?来るなら来いと思う。
きっと今週のおとめ座は絶不調なのだろうなぁ。知らないけど…まあ、そういう時もある。そんな時は慌てず、騒がず、黙っていればいいのだけのことだと思う。
そんなふうにぼんやりと考えていた矢先、「ただいま~」という冴えない声と共に、私にとってはちょっぴり、いや、けっこう嬉しいニュース。だけどやっぱりビミョーなニュースが玄関を開けて入ってきた。次男だ。
「ママ~。今日、ケンカした…」
「ほお~」…うわ~、めんどくさいな…
「…先生から電話かかってくるかも…」
「誰とケンカしたん?」
「…R君」
「!」
…なんだって!やったか。ついに。
「何、何?どうした~?まあ、いいや。手洗いうがいしてきて。冷凍庫のチューチューアイスあるから持ってきな。」
事の、あらましはこうだ。
例によってまたR君に仲間外れにされたN君を次男が大丈夫?と慰めていたところ、R君がやって来てつねってきた。次男は「ホントにやめて」と我慢できずにR君に蹴りを入れた。そして、反撃を避けるために廊下に逃走。
R君、追っかけて来て次男の背中をぶん殴って逃走。
次男、それをまた追っかけてぶん殴って逃走。
気の小さい者同士の殴っては逃げるという、ケンカになってないケンカというか、なんというか…
先生はいなかったけど、多分女子がチクっているからもうバレている。電話かかってくるからママよろしくという話。
とりあえず目立つ怪我はないらしい。私としては、この程度のケンカならお詫びもいらないだろう。多分、先生からの連絡も無いだろうと思い、ホッと胸を撫で下ろした。
そして…まあ、褒められた話じゃないけど、よく反撃したな、NOと言えて偉かったと言っておいた。ケンカして、相手に蹴りを入れたらお母さんから褒められたなんて、外で言うなと念をおしつつ…
さらに、もうカードゲームはやらないから売りに行きたい。無駄なものにお金をつかうの、もうやめた。連れて行ってほしいと言う。私もそうか、そうかとばかりに店に連れて行って、保護者の身元のサインをし、次男は430円をゲットした。
少しずつだが、成長してはいる。切らなきゃいけない人間関係もあるんだよ。大人の世界は。
ちなみに、そのケンカの後日談がさらにダサい…
次男はサッカーもクラスも一緒で仲のよいS君に、
「きっとLINEでオレの悪口言ってくるから、言っていたら教えて」
と頼んだのだという。
…小さっ。ショボっ。教えて貰ってどうするんだよ…
「そんなの言わせておけばいいのに。だいたい聞いてどうすんのよ。で、LINEではアンタの悪口大会になっちゃったって? 」
「いや。Sがその前にR君のことブロックするって。」
ああ、それ賢いね。
揉めるのが分かっているのだから、小学生がLINEなどやらなきゃいいのに、と思う。
それにしても次男、ショボ…
でも一歩前進だ。