雨のち晴れ

子育て・考えたことやたわいのない日常を綴った日記です

入試行動。中2を征するものは入試を征す

先週、長男の塾の三者面談があった。

 

 上手く行きそうな気がする。面談直後、おめでたい私はそんな気分になっていた。

 

 そういえば、テスト前に予定表を作って満足しちゃうタイプだと中学の時友達に言われたことがあるが、これはその感じに似ている。色分けして妙に凝った計画表を作ってご満悦。結果はズッコケ。私の悪いクセだ。『 言うは易し行うは難し 』だね。


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 実はあの日…塾に向かう途中の車内で、私が先生にどんな話を聞きたいのかということを話したら、長男がとたんに不機嫌になり、ケンカになった。

 

私は責めているんではなく、勉強がうまく進んでいないという現状を客観的に抑えなければ、戦略もたてられない、そこを先生に相談したいと言っただけだなのに。なのに、始めっから

「やってるしっ!」

とけんか腰。何なのよ?中二病?話しにならないじゃん。一生懸命、力になろうとしてるのに。

 

多分、こういうことを言われること事態、もうウザイのだろう。ならば、もう言うことは無い。私はこれ以上は無理だ。降参だ。もう何も言うまい。何処の高校へ行くのかという選択は、恐らく彼の人生のなかで、重要な、大きな割合を占めると思う。でも、あんたの人生だ。勝手にしてよ…

 

私はそんな感じになっちゃって、だんまりを通そうと思った。むっつり押し黙る親とジャージ姿のふてくされ息子。雰囲気最悪親子のまんま教室に入ることになってしまったのだった。

 

面談は殆ど私の出る幕はなかった。はい。ええ。はい。と聞いていた。

もちろん、親にも発言の機会はあったのだけど、まるまる30分間、私が話してほしいことも、質問したかったことも、先生が先に喋ってしまったのだった。

 

①周囲の子は優秀。みーんな頑張っている。長男が今後成績を上げるのは簡単ではないという現実。

 

②中だるみ防止のための脅しでもなんでもなく、中2での学習はガクッとレベルが上がるので、ここを軽くみると厳しい。この1年間の学習はとても重要なのだということを理解すること。中2を征するものは入試を征す。

 

③塾の宿題をただやっているだけでは成績は上がらない。授業を受けたその時はみんなそれなりに理解する。ただ、それを家庭学習で定着させなければだめ。そこで大きな差が出る。その為には一週間の宿題のスケジュールを自分でたいること。部活などで忙しいのは分かる。だからこそ、計画的に質の高い勉強を意識することが大事。

 

大筋ではこんな内容だったと思う。

 

塾に入っただけでは、塾の宿題をただやるだけでは成績は上がらないということはハッキリと言われた。

 

そうでしょう、そうでしょう。あくまで基本は家庭学習ですよね、センセ。でも、家で黙々と勉強するだけのモチベーションを維持することがこの子には難しいのです。それで、どげんかせんといかんということでこちらにお世話になることにした次第です。息子にとってこのような機会はよい刺激になったことでしょう。今日は本当に有意義な面談でした。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。(心の声。私は実際こんなに悠長に喋れない💧)

 

面談のあと、

「なんか、俺よかったよ~。なんか、見えてきた。どうすればいいかわかったっていうか。Z会は理社だけにしたい。」

と、長男に少し笑顔がでた。

私もとたんに機嫌がよくなる。小腹が空いたというので、コンビニでチキンかなんか食べるう?なんて気持ちよく財布を開けてしまう。

 

全てが上手くいくような気がしていたのだ。その時は。

 

でもね、何日かたってみて分かった。だいたい、少し考えれば分かること。人間、そんな簡単に行動パターンが変わるはずはないのだ。

 

「一日部活で疲れたから今日はダメ、どうせ頭に入んないから明日の朝やる」とか言って最近じゃ殆ど朝起きられないし、「ちょーむずい、ちょっと気分転換」だとかなんとかいって始まるゲームが長いところは、残念ながらやっぱり私の子だなと思わざるを得ない。せこい事を言って悪いけど、あの時のファミチキ代を返せと言いたくなる。

 

『  言うは易し行うは難し 』

とはまさにこのような事をいうのだろう。

 

親が口を出さずに出来ることは…

 

枕元で念仏でも唱えようか。催眠学習。

…入試王者たるもの中2を征す…高まる戦意は我が心…中2を征するものは入試を征す…ね、がんばろうよ。親に言われたくないだろうけどさ…